にじのはし幼稚園の生活

本日のX投稿☆

2025年9月4日 13時18分

5歳児いるか組は今日もアリーナへ遊びに行きました。

 https://x.com/nijinohashikg/status/1963436995935453422

アリーナを使わせてもらうのは、もちろん運動会に向けて「場に慣れる」ということが教師の意図としての一つではありますが、子どもたちにとっては純粋に、中学生のアリーナを使わせてもらう特別感だったり、広い場所で体を動かせるうれしさがあると思います。運動会にむけてあれもこれもと教師は考えていますが、それ以前に大事なのは、子どもたちが「アリーナに行くの楽しい!」「思いっきり体を動かすことって楽しい!」と思うことです。それが根っこにあることで、運動会に向けての活動がより自分事として楽しいものになるのではないかと考えます。今日のいるか組は、「みんなでリレーをする」ことを目的にせず、「アリーナに行って、楽しく体を動かす」ということを目的にしました。その楽しいことの中の一つに「リレー」もあって、リレーをする子もいましたし、玉入れやフラフープ、ラグビーボールでのボール遊び、跳び石のような遊具を使ってコースをつくり、跳び移ることを楽しむ子など、様々な姿が見られました。リレーなど、運動会がちらつく競技に対して抵抗感のある子はどの園にもいます。その抵抗感が、アリーナで遊ぶことを積み重ねていく中で、自分で体を動かすことに楽しさを感じたり、友達がやっていることに目を向けて「やってみてもいいかな」という気もちの変化につながるといいなと思っています。

今日はこの後、3歳児ことり組も、中学生の給食の時間にアリーナに出かけました。短い時間でしたが、学園への往復は、大冒険をしたような気もちになったのではないでしょうか。

園での遊びの様子です。

https://x.com/nijinohashikg/status/1963438076086116790

https://x.com/nijinohashikg/status/1963441647880175956

朝から太鼓の音がするなと思っていたら、いるか組に手作りの太鼓が設定されていました。1学期の終わりには分担奏を披露してくれたいるか組さん。リズムをそろえる心地よさを感じているのが、遠くからでも伝わってきました。アリーナから戻った後にも、いい音を響かせていました。その近くにお家ができていて、屋根の上にゲームボックス用のねじをパラパラと落としている子がいたので、何をしているのかと思ったら、「雨が降ってきたよ!」と言っていました。確かに、音だけ聞くと雨のようです。今日、アリーナに行くタイミングを雨の降り具合で決めようとしていたこともあり、なるほど!と思いました。何も知らないでその様子を見たら、ただ散らかしていると感じ、使い方について指導してしまったかもしれません。子どもの行為には意味があるということを思い出させてくれた出来事でした。

3歳児ことり組は、NTの時間でも、気後れすることなく、普段の時間と同じように過ごしています。それは、NTが遊びの仲間として普段から一緒に過ごしてくれているため、他の職員と同じように感じてくれているからだと思います。

4歳児かもめ組は、それぞれの場所で遊びを楽しんでいました。気の合う友達ができてきて、一緒にいることが楽しい様子が伝わってきます。やりたいことが同じでも、同じように動きたくない場合などは、同じ遊びの内容(例えばお店屋さんやアイドルショーなど)でも違う場所を設定することがあります。それは、教師は自分の思いを出せるように援助しますが、出しやすいようにメンバーを調整したり、場を整えたりすることもあるからです。今の時期は、まだグループでの相談は難しいため、まずは気の合う友達と思いを出し合えるようにすることを大切にしています。ですから、「何で同じお店が複数あるんだろう?」と感じられる方もいるかもしれません。今は自分の拠点をもって周りと程よい距離感を保ちながらも、別の遊びに時々関わる楽しさも感じていく時期なのだと思います。その分、たくさんの場を整える教師は大変ですが、日々子どもたちのことを考えて準備をすることは、楽しいことでもあると思っています。