にじのはし幼稚園の生活

いるか組 コンサートごっこ

2021年2月5日 17時00分


 年長組では、これまで幼稚園で親しんできた楽器に加え、木琴、鉄琴、大太鼓、小太鼓、ハンドベル、シンバルなど、様々な種類の楽器に触れて楽しんでいます。

 思いの外、大きな音が出てびっくりしたり、自分に響く音を感じたりしながら、強弱の音の違いなどを繰り返し試していました。響く楽器の重量感を感じながら、丁寧に扱う姿も見られます。

 知っている曲に合わせて自分なりのリズムを刻んだり、友達と一緒に鳴らして合わせてみたりしながら一曲が終わると、演奏会をした気分になり、教師や友達に「お客さんになって」と声を掛ける姿も見られました。そして、学級のみんなで合わせたらどんなに楽しいだろう、と学級活動でも取り入れることにしました。

 
 音階がある楽器は、みんなの憧れ。「ドレミの歌」は誰でも弾けちゃう魔法の曲だね、ということで選曲し、楽器を交代しながら楽しんでいます。

 リズムやパートの構成は、劇遊びの時に培った創造力で、アイデアがどんどん出てきました。リズムやパートが決まると、友達の鳴らしている姿もよく見ていて、どのパートでもどの楽器でも誰でもができるようになっていきました。

 音をよく聞くこと、音を合わせるには気持ちも合わせることが大切だということを実感しているところです。23人が心を合わせて、つながりを感じる中で、楽しく気持ちよく演奏できるようになるとよいなと思っています。